捨てるのは、ちょっと待った!骨董の価値。
自宅の片付けをしていて、ゴミに見えるもの。人は、簡単に捨てようとします。
実際、私自身もそうでしたし、他の人が捨てようとしたりするのを何度も目撃しました。
ある時は、アンティークのガラスのコップを捨てようとしていたので、もったいないと思い、もらい、ヤフオクで売ってみると9000円になったことがありました。 私の友人は、家を改築するのに、昔の立派な欄間を燃やしてしまおうとしていました。
人は、1000円札なら大事にし、絶対に捨てようとはしませんが、それ以上価値がある骨董品に関しては、いとも簡単にゴミだと決めつけます。
また、処分する労力も面倒なので、捨てたり、他人任せにしたりして手放します。きちんと処分すれば、1000円かもしれません。もしくは、1万円、100万円、または、それ以上になるかもれません。(1日の給料以上、下手すると年収以上に稼げる可能性もあります。)
でも、価値を学ぼうとせずに、それを放棄してしまうのです。
骨董の価値とは?
骨董品の面白いのは、それが、この世に同じものがたったの一つしかないという事です。
これが、現代の既製品とは、大きく異なる点で、希少性があるからこそ、価値があります。
例え、古く見えても、古いレトロな感じ、時代とともに風化した劣化具合、懐かしいと感じる物など、そこに価値を見出す人もいます。
また、職人の手によって作られたものは、現在、同じものを作ろうとすれば、途方も無い時間と費用が掛かります。 まして、それが、有名な作家のものだったり、歴史的な資料だったりすると、とんでもない値段もつきます。
骨董の価値を決めるのは、あなたではなく、それを欲しがっている人なのです。 だから、人の価値観によっては、ゼロにもなるし、数百万円になったりします。
断捨離のオススメ
ここからは、私の個人的な意見なので、判断はお任せします。
私は、日常生活品や骨董にも、断捨離を取り入れることをオススメします。
- 断:入ってくるいらない物を断つ。
- 捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
- 離:物への執着から離れる。
現代社会は、物で溢れかえっています。買ったは良いが、使わず、長年、押し入れの中に眠っている。 そして、どんどんものが増えてくる。だから、引っ越しの際や、亡くなった後に大量の物の存在に困るのです。
一つ物を購入したら、グレードの低い物、要らない物、使わなくなった物は、処分していけばいいのです。 そうすれば、家が物で溢れかえることもありませんし、購入した物の費用に充てることもできます。
ここで、一つ、注意しておかないといけないのは、もし、あなたが価値がない物を買っていたのであれば、処分する時は、換金できず、処分するのにもお金が掛かってしまうことです。
だから、捨てないといけない物がある場合、それは、価値が分からない自分自身に問題があるし、 そもそも、価値がないものを買ってしまっていたことに問題があるのかもしれません。
物の価値を正しく見極めることで、価値のあるものだけを集め、生活の質を高めていく。
そうすることで、最終的には、より豊かな生活が実現できると思っています。